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【2020】
フィットネスも在宅に?!
フィットネス業界市場調査

ここでは、自宅フィットネス器具のグローバル市場について調査した内容をまとめています。



1.はじめに

自宅フィットネス器具の市場は、今後も大幅に成長すると予測されています。

2020年1兆2500億円、年成長率5.2%予測、2027年には1兆7843億円に達する見込みです。最も成長する市場はアジアです。また、COVID-19の流行は、自宅フィットネス器具市場において追い風とみられています。



2.米国のフィットネス市場

米国フィットネス市場において、ダンベルなどの筋肉系は38%、トレッドミルなどの心肺系は55%のシェアがあります。

2019年市場規模120ドル、年成長率4%であり、2026年の予測市場規模は150億ドルと予想されます。

「Peloton」は、米国の自宅フィットネス器具の象徴的企業です。「ペロトンオリジナルのバイク(約25万円)を購入し、自宅でライブ配信(月額約4300円)を見ながらバイクエクササイズを楽しむ」というサービスがあります。2019年に上場し、時価総額は3.3兆円です。

https://www.onepeloton.com/

3.日本のフィットネス市場

前述した米国では、国民の20%に当たる、6250万人がフィットネスクラブに所属しています。それに対し、日本では、国民の4%に当たる514万人にとどまっています。日本におけるフィットネス市場規模は、まだまだ伸びしろがあると言えます。



4.フィットネス器具ECの参考企業

米国の検索上位記事では、Amazonへのアフリエイトリンク誘導が多いです。その中でも、自社サイトで成長が著しい、総合アパレルショップを紹介します。

https://www.dickssportinggoods.com/

DICK’sは、フィットネス器具ではなく、スポーツ用品・アパレル・靴がメインのECです。2019年の売り上げは、88億ドルです。

DICK’sの特徴として、以下の9つを挙げることができます。

  • 月間2700万SS※SimilerWeb
  • 快適な遷移(ajaxによる案内を多用)
  • 圧倒的商品数
  • 圧倒的カテゴリ数とイラストで迷わない
  • カテゴリ「Boxing&MMA」などでも分類されていて特徴的
  • DICK'Sのみで取り扱っている商品がある
  • 最安価格保証
  • 49ドル以上の決済で送料無料
  • 検索多項目

また、DICK’sでは、コンテンツマーケも行っています。



5.フィットネス器具のマーケティング戦略

参考   https://marketing.idegene.com/

上図より、60歳以降のフィットネスクラブ利用が年々増加していることが分かります。器具の販売もシニア向けにマーケティングすると効果的かもしれません。

シニア向けキーワードのボリュームが高いことから、「シニア/60代 筋トレ」「シニア/60代 フィットネス」のキーワード等で流入やメディアマーケティングを行うことを検討するのはいかがでしょう。また、男女別のカテゴライズもよいかと思います。

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