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「AI Challenge Day」に登壇しました

アスキーと日本マイクロソフトの共同イベント「AI Challenge Day」にチームCommerbleが登壇いたしました。

生成AIの“業務実装”に挑むハッカソンイベント「AI Challenge Day」。2025年6月19日その第4回目が日本マイクロソフトの品川本社にて行われました。 今回は、過去最多の12社が集結し、株式会社Commerbleもコンテスト外の特別参加枠として登壇させて頂きました。

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(Commrbleの発表は 01:02:58〜)

Commerbleが伝えたかった事

ハッカソンで見せた、AIとECのこれからの関係
私たちCommerbleが、今回のハッカソンで最も伝えたかったのは、このシンプルな問いへの答えです。
ECをもっと人に寄り添った体験にするにはどうしたらいいか。
最新技術を“すごい”で終わらせず、“やさしい”や“楽しい”に変えるにはどうしたらいいか。
私たちはその答えを、「バイブコーディングとLLMを使った、パーソナライズECデモ」という形で提示しました。

バイブコーディングで、開発の最初の一歩をもっと軽やかに
「なんとなくこういうのが欲しい」「この雰囲気でいきたい」という感覚。
それを直接コードにするのが“バイブコーディング”です。
今回のプロトタイプはすべて、この手法から始まりました。
PythonやC#でLLMと会話しながら、検索機能、UI、プロンプト、すべてをゼロから組み上げる。
そのラフなプロトを、チームの開発者に渡して、正式なアプリケーションに昇華していく。
私たちは、「分割統治 × プロトタイピング」の新しい形を体現したつもりです。

多様な顧客の“気持ち”を理解するECへ
今回のデモは、ユーザーの「言葉」から、ターゲット層を推論してUIと検索体験を自動生成するものでした。
例えば──
「Xbox」とだけ言えば若年層向けのUIに
「娘が探していて…」と続けると、ファミリー層向けに切り替わる
同じキーワードでも、“その人がどんな人か”で、出てくる画面や商品が変わる。
そんな一人ひとりにフィットするEC体験を、LLMとともに実現しました。

検索も、UIも、AIが“いい感じ”にしてくれる
・検索:チャットの内容をLLMが解釈し、自然な検索プロンプトを生成
・RAG検索:プロンプトをもとに、ネット上の信頼情報や口コミを踏まえた商品を提案
・UI生成:その人の年齢層・好みに合わせて、色・フォント・レイアウトを自動でカスタマイズ

コードだけでなく、「情報の伝え方」「表現の仕方」までもが、その人の空気感に合っている。
これが、私たちが思い描く“これからのEC”の姿です。

AIOの時代へ:AIが読むための情報設計
今後、ECは「検索に強い」だけでは足りず、SEOではなく、AIO(AI Optimization)の時代が来る事も十分に考えられます。
AIに“読ませる”前提でECを作る必要がある。人のためでもあり、AIのためでもある設計思想。それが、Commerbleが目指すこれからのECです。

【参考:当日のスライド】

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