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自社ECシステム構築後の
「運用と継続改善」の重要性について

自社ECシステムを導入したいと思っている全ての人に
最も重要なこととは?

自社ECシステムを構築・導入するにあたり考慮すべき最も重要な事は、ECには「システム稼働後の運用と継続的な改善が必要」ということです。それはどうしてでしょうか?

一般的に社内で使うようなシステムの場合、構築したシステムをそのまま使い続けるイメージが強いかもしれません。ところが、自社ECシステムは構築したものをそのまま使い続けることが出来ません。 なぜなら、ECの世界は物凄いスピードで成長・変化しているからです。

皆さんは、EC化率という言葉を御存知でしょうか?EC化率とは、経済産業省によると、電話、FAX、Eメール、相対(対面)等も含めた全ての商取引金額(商取引市場規模)に対するEC市場規模の割合と定義されています。BtoC(企業から一般消費者)のEC化率は19.3兆円と言われています。毎年1兆円強、成長しています。

出典:経済産業省 電子商取引に関する市場調査報告書

EC市場は成長のスピードがとてつもなく早い

EC市場が成長すると、利便性を提供するサービスが増えます。
例えば、決済手段一つをとってもクレジットカードだけではなく、前払い、後払い(スマホでの与信や個人情報での与信)、キャリア決済、QR決済など、多様な方法をこの数年で使えるようになりました。
決済の手段が増えるということは、決済が確定するタイミングでの処理(通常は出荷時)の確定処理パターンが増えたり、不正チェックやキャンセル時の方法(決済代行業者の管理ツールからキャンセルするなど)が増えたりすることによって、バックオフィスの業務が増えます。
バックオフィスの業務を潤滑にしないと1日に可能な出荷数を増やすことが出来ないので、売上が増えず事業が成長しません。また出荷業務にリソースを取られすぎると、販促等顧客に向き合った活動がおろそかになります。よって、何らかの改善に日々取り組んでいくことは必須になります。

ECに付随した業務は増え続ける傾向

自社ECの売上・会員数・商品数が伸びるにつれて、実店舗を持っている業者は実店舗と連携したサービスを提供したり、基幹システムと注文情報や在庫、商品情報、会員情報を連携して業務をスムーズにするなど必要なシステム連携も増えていきます。
他にもSEOの最適化に取り組んだり、LINEやFacebook、Instagramと連携して販路を広げるなど、必要なことは膨大にあります。

   

EC市場には変化も多い

EC市場は成長に応じて大きく変化しています。この1,2年で変化が顕著だった例を2つ挙げます。

●急激な物流需要の増加

物流業者への需要が高まることによって物流業者のリソースが不足し、送料の高騰や、場合によってはお届け日の設定が難しくなるケースも出たのは記憶に新しいかと思います。コロナ禍の影響は、特に物流業者を中心に受けています。下記の例のように物流業界における求人は大幅に伸びています。

出典:indeed エッセンシャルワーカーの雇用増

●店頭受取の需要

他にも店頭受取の需要が増えていることが挙げられます。
参考:ネットスーパー、店舗受け取り拡大 イオン180店、コロナで需要

店舗受取サービスは、認知度が25%とまだ低く、これから認知度が高まるにつれてさらに需要が高まると思われます。

出典:Vol.112 これからの生活者サーベイ 【店舗受け取りサービス(BOPIS)の利用意向】

店舗受取は、売り手にとって送料削減や、買い手が店舗に受け取りに来た際のついで買いを増やせるといったメリットがあります。買い手には購入者が受け取りのタイミングと場所を選べる、返品が容易であるというメリットがあります。
物流業者の配達の手間も減るため、店舗受け取りは、ECのデメリットである送料、受取る時間を選べない、実物を確認できないなどの点を解消しています。

常に世の中の変化や新しい技術と向き合う必要がある

このように、ECシステムは稼働時はスタートに過ぎず、常に新しい技術や世の中の変化と向かい合っていくことになります。システムをリリースしてからも、市場の変化や顧客のニーズに合わせて継続的に対応し、成長することは非常に大切です。そのためには「構築後の運用」と「継続的な改善」が重要です。
どのような自社ECシステムの構築方法を選べば「構築後の運用」「継続的な改善」がうまくまわるでしょうか?
そもそも、 自社ECサイトの構築方法にはどのようなものがあるのでしょうか?



自社ECシステムの構築手段と違い (令和3年最新版)

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