システム接続性
この章ではCommerbleの接続性について説明します。
外部システムと柔軟な連携を実現
Commerbleには、充実したAPI群、各種機能があり、他システムとの連携を柔軟に組み上げることが可能です。 Commerbleで外部システムと連携するために接続ポイントは以下の4つがあります。
- WEB API
- 受注イベント通知
- カスタムパイプラインモジュール
- カスタムテンプレートヘルパー
Web API
Commerbleには管理オペレーション用のWeb APIがあり、このAPIを利用して、基幹システムや倉庫システムと連携できます。
このAPIは管理用であり、カート処理用のWeb APIでは無いことに留意が必要です。
つまりこれはJAMStackで構成されたECサイト(フロントサイト)から使用する購入APIとしては機能しないことを意味します。そのようなAPIが必要な場合はカスタマイズ実績:カートのWeb API化をご参照ください。
受注イベント通知
Commerble上で受注が作成・更新された際に、外部システムへ作成・変更のあった受注IDを通知できます。
この通知は、通常Azure Storage Queueを介して通知いたしますので必要な際は別途Microsoft Azureの契約をお願いいたしております。
HTTPリクエストやAMQPを用いた通知をご希望の場合は、カスタマイズで対応可能ですのでご相談ください。
カスタムパイプラインモジュール
カスタムパイプラインモジュールをオーダーカスタム することで、受注処理時に外部システムと接続できます。
このカスタマイズにより、独自の決済APIや送料計算、ポイント連携を実現できます。
詳しくは、カスタマイズ:パイプラインモジュールをご参照ください。
カスタムテンプレートヘルパー
テンプレート内で使用できるAPIをオーダーカスタム することで、テンプレート内で外部システムにアクセスできます。
このカスタマイズにより、決済プロバイダ内に保存された登録カードの取得などを実現できます。
詳しくは、カスタマイズ:テンプレートヘルパーをご参照ください。